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 あれはゴールデンウィークを前にしたとある日、本当に思いがけない連絡が入ってきました。
それは大学時代の友人からの連絡であり、「元気にしているか?」と尋ねてきたのでした。
自分と仲良くしていた友人、久しぶりの連絡には懐かしさが込み上げてきたのでした。
「どうだ、一度ぐらい時間作って飲みに行かないか?」
今では別々の会社で仕事をしているために、なかなか会う機会もありませんでしたから、久しぶりに時間調整して会って酒でも楽しんでいこうかなという気持ちになったのでした。
この友人なんだけど、まったくモテないタイプでした。
大学の4年間、彼に彼女ができたといったシーンを見たことがないのです。
だから、相変わらず女日照が続いているんじゃないのか?今だったらソープ通いとかやっているんじゃないのか?といろいろ想像してニヤニヤしてしまいました。
もっとも最近は自分もまったく出会いをみつける事ができないので、立場はおんなじかななんて苦笑したりもして。
女がいない同士で酒でも楽しんで、ストレス解消でもしようかと言う気持ちで彼と会うことになっていきました。
昔よく出かけた癒し居酒屋があったので、その近辺での待ち合わせになったのですが、久々に会った彼は何だか印象が違いました。
とても明るくハツラツとした印象といった感じ、よほど会社でおいしい思いでもしているのかな?って想像したのです。
軽く挨拶をしたと居酒屋の暖簾をくぐり、生ビールを注文して乾杯していきました。
とても元気いっぱいな彼、違和感まで感じてしまうぐらいだったのです。
そして彼の元気な秘訣が明かされていく事になったのですが、当然最初はそんなの信じられなかったのです。
まさかこの男がそんなことで遊んでいるなんて、誰だって信用することができないんじゃないかって感じでした。